続きまして、2日目の模様を・・・。
11月3日(日) ジュニア・オーケストラの祭典
本番の日
朝、6:00起床して、早い朝食のあと・・・
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みんな順番で! |
8:00にはバスに乗って本番の地である、
コラニー文化ホールへ。
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舞台からみる客席2000席! |
10:00~11:00の間、山女オケのGP時間です。
GPとは、ゲネプロといって本番どおりに大ホールに
セッティングして、動きや響き、音楽のバランスなどを
チェックすることです。
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GP中の山女オケ |
2000人収容の、残響1.8秒、木で被われた
素晴らしいホールで、リハとは思えない緊張感
でした。
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熱い演奏を! |
不思議なことがおこりました!
この1時間で、どの人もなにか生まれ変わったかの
ような響きが、山女オケから鳴り始めたのです。
雰囲気が人を作る!
この幸せな時間が、全員を本気にさせた!
なにかを気づかせたのかもしれません。
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高級感いっぱいのプログラム |
特に、それが見られたのは1時間を半分ほど過ぎて、
ショスタコの5番をやり始めたときでした。
打楽器のTさんが、有名な4楽章冒頭の
ティンパニの連打をやり始めたときです。
今まで練習してきて、
何かが足りないと思っていた
ティンパニではなく、、、
私が本当に鳴らしてほしかった
魂の鼓動を表現する、意志のある
ティンパニの音に
この一瞬で変わったのです。
信じられない瞬間でした。
それにみんながなにかを感じたのでしょう。
この冒頭のティンパニに誘われるように、全員から
今まで表現できなかった、苦しさや動悸を表現する
サウンドが、うねりとなって出始めました。
金管の華やかさも今までとは違うものが。
晴れやかな響きが、ホールいっぱいに!
木管も柔らかいサウンドになり、表に
わきではじめました。
弦楽器の苦しげな響きも、共鳴して
なんともいえない和音になりました。
これこそが、オーケストラの醍醐味であり、
一人でやるのではなく、全員が
心を1つに
演奏するクラブのいいところであると思います。
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華やかな響きがホールいっぱいに! |
変身!!
今までぬけれなかった壁を、この1時間で
いとも簡単に抜け出てしまった感じでした。
だから、こういう体験はお金を払ってでも
できない不思議で貴重な瞬間で、だからこそ
こういう機会を増やすことこそが、バンドを
強くするのだと信じるのです!
しんどい思いをしても、この瞬間があるから、
やっていけるのです。
その後、最後の調整を終えていざ本番!
13:40~14:10
仮面舞踏会よりワルツ・ギャロップ
ハリーポッター
交響曲第5番より第4楽章
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リハーサル室で最終合奏! |
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プログラムの中身 |
数あるジュニアオケの名門の中で、
雑草ともいえるわれわれが、
こういったところで演奏させてもらえる
ことは、感謝以外ありません。
この機会を、本当に自分達のために
していくことが大切だと思います。
この変身が、いい例ですよね。
演奏は、今までになく緊張感のある、意思の
あるものになったように思います。
小さな傷や、不足な部分もまだまだありますが、
1つの階段は上れたような、そういう気持ちに
なりました。
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本番の演奏風景 |
3曲終了後・・・。
暖かい拍手がずっと続き、
鳴り止みません。
1度、私は舞台から出ましたが、
それでも鳴り止みません。
もう1度、舞台に出て、コンミスたち
と握手。
全員で、「ありがとうございました!」と
お礼を言い、舞台から降りましたが、
最後まで拍手がとまることはありま
せんでした。
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搬入口の前で全員で記念撮影! |
本当に感謝ですし、部員たちは新体制に
なり、3ヶ月という短い期間でよくここまで
もってきたなあと思います。
関係の先生方からも、賞賛の言葉を多数
いただきました。ありがとうございました。
演奏を終わって、外に出てみると保護者の方が
多数出迎えてくださいました。
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開場前のお客様の長蛇の列! |
「車で来ました」といわれる方も数名。
卒業生の親で東京に赴任されている方。
元顧問で、山梨に現在住まわれている
K先生。
みなさん、お忙しく3連休の混雑の中、
本当にありがとうございました。
本番の後は、各団体の演奏を鑑賞しました。
やはり、小さいときから楽器を始めて、オーディションを
して入団している人たちで構成されている団体ばかり。
週1回という練習でも、各自がレッスンや個人で練習
してきている方々で、ジュニアオケとはいえ、すばらしい
演奏でした。
指揮されている方も、指揮者コンクールの優勝者や、
音大出身者ばかり。
格がちがうといえば違うのですが・・・。
でも、うちのサウンドは、他の団体には出せない
熱く意志のある重厚なサウンドであると、ある意味
自信もつきました。
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リハーサル室で弦チーム! |
初心者だらけの素人集団ですが、
それがみるみるうちに成長して、
中2でもシンフォニーを弾ける
ようになる。
「自分達はできる!」「先輩には負けない!」
「あんな先輩になりたい!」
「自分達だけのサウンドを作りたい!」
体験の中で得る達成感は、きっと人生の中で
大きな礎になるはずです。
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バスで甲府駅へ |
17:00にコラニー文化ホールと
お別れ。
みんな、手を振って送ってくれました。
甲府駅から
、「特急かいじ」に乗って新宿駅。
新宿駅から、山手線で大崎駅にいき宿泊地
である
「ニューオータニイン東京」に到着!
本当に、今回は電車のりかえが多い!
疲れました。
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特急にのって、東京へ! |
3日目、最終日についてはまた後日!
お楽しみに・・・。