記念すべき第10回の定期演奏会は、盛会のうちに終了しました。
.
いつ中止になってもおかしくない状況が続く中、
一般のお客様までお迎えして演奏会を行うことができました。
それは、学校や保護者会の理解や協力はもちろん、
さくらぴあなど関係する多くの方々のご尽力のおかげです。
ここまで多くの方々が一スクールオケである我々に手を尽くして
くださるのは、卒業生を含めた管弦楽部部員達のたゆまぬ努力と
音楽へのひたむきな姿勢が受け継がれる中で築かれてきたもの
なのだとも思います。
.
そして、多くのクラブが演奏会開催を断念し、涙を流しながら
卒業していった中高生がたくさんいる中で、開催を許された
私たちには使命があるのだと思いながらここまでやってきました。
例年であれば「1年の集大成」としての演奏会ですが、
今回はそれに加えて「アマチュア楽団が演奏会を開催する」
という道を拓くことにつながる。私たちがこの規模の演奏会を、
お客様にもスタッフにも部員にも新型コロナ感染者を出さずに
成功裏に終えることが、演奏会を諦めてきた人たちに希望を
与えることにつながるかもしれない。
大袈裟かもしれませんが、そこまでの使命感をもって、
この演奏会に向き合ってきました。
.
演奏会では、保護者会やOGのお手伝いと、ご来場の皆さまの
ご協力のおかげで、大きな混雑や混乱を生むことなく終演を迎えました。
演奏面でも、時間も場所も制約がありいつも通りといかない中でも、
最大の力を発揮できたと思います。
.
特に、メインとなったプロコフィエフの交響曲
第7番が絶品であったと大きく褒めていただきました。
あと、高1の演出タンバリン隊なども、
休校を感じさせない出来となりました。
「できないことを嘆くのではなく、許された中で最大限のことをしよう!」
休校の時から一貫して言ってきたことが体現できたと思います。
中国新聞さんにも大きく掲載していただきました。
応援ありがとうございました!
.