みなさん、あけましておめでとうございます。
今年も山女オケをよろしくお願いいたします。
では、全国大会遠征記PART1の続きです。
16:42 演奏本番
会場に到着して3時間、さまざまな
学校を鑑賞。
その後、会場を出てリハーサル室、
リハーサル室を出て、舞台裏へ。
日本青年館大ホールは1500名収容。
響きは少しデッドで、バランスをとるのが
少し難しいホールです。古いこともあるので
しょうね。
山女は、今年6回目の出場。
2009 詩人と農夫、ラプソディ・イン・ブルー
2010 ドボルザーク 「交響曲第9番」
2011 歌劇「カルメン」より
2012 チャイコフスキー 「交響曲第5番」
2013 ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」
2014年の我々の勝負曲は・・・
ドリーブ作曲 「コッペリア」よりマズルカ
ドヴォルザーク作曲 「交響曲第8番」第4楽章
ドリーブ作曲 「コッペリア」よりマズルカ
ドヴォルザーク作曲 「交響曲第8番」第4楽章
(15分間)
高1の、VoのYさんと、VcのYさんが、
学校紹介をおこなったあと、ついに
演奏が始まりました。
彼女たちは、交流会係にもなり、大変
だったと思いますが、原稿も見ないで、
暗記して発表にのぞみました。
(見事な広島弁も披露してくれました!)
ここまでの練習は、本当に毎年苦しいものですが、
顧問にとっても、かなり厳しかった年でした。
昨年よりも、7名少ない状態での出場でしたし、
今年のドヴォルザーク第8番は、本当に指揮者泣かせの曲で、
微妙なテンポ感はもちろん、弦楽器とくにチェロの表現や、
低弦の音質を柔らかくするなど本当に難しい曲でした。
なにもしなければ、流れて行ってしまうほど、単純な音楽
構成になっていて、印象に残らない。どのように表現して
心に残る音楽にするか。
そういった意味では、今までの交響曲の中で1番難しいと
言えるかもしれません。
学校紹介をおこなったあと、ついに
演奏が始まりました。
彼女たちは、交流会係にもなり、大変
だったと思いますが、原稿も見ないで、
暗記して発表にのぞみました。
(見事な広島弁も披露してくれました!)
ここまでの練習は、本当に毎年苦しいものですが、
顧問にとっても、かなり厳しかった年でした。
昨年よりも、7名少ない状態での出場でしたし、
今年のドヴォルザーク第8番は、本当に指揮者泣かせの曲で、
微妙なテンポ感はもちろん、弦楽器とくにチェロの表現や、
低弦の音質を柔らかくするなど本当に難しい曲でした。
なにもしなければ、流れて行ってしまうほど、単純な音楽
構成になっていて、印象に残らない。どのように表現して
心に残る音楽にするか。
そういった意味では、今までの交響曲の中で1番難しいと
言えるかもしれません。
柔らかく、激しい弦の中から、わきでる
ような力のある管楽器群が豊かな音質で
効果的に鳴り響き、打楽器がシャープに
テンポにはまる!
このサウンドを、山女オケの特徴にしたい。
これが今年の顧問なりの目標でした。
それを部員達は体現するために必死に
ついてきてくれました。
モーツァルトのティベルティメントなど、
弦楽器のボーイングが柔らかくないと
できない曲にもチャレンジしました。
弦セクション12名だけの演奏会も
おこない、トレーニングしてきました。
木管チームも人数が少なく、クラトップ中心に
苦労したでしょうが、少しずつ上がって
きました。
フルートトップのKさんも高1ですが、
責任ある難解なソロをまかされましたが、
攻めた演奏を目指しました。
もちろん、隣で応援しつづけた同期の
リーダーMさんの存在も大きかった
でしょう。
トロンボーンを中心とした低音管楽器も
とても難しい曲が今年はたくさんあり、
奏者たちは難しかったでしょう。
学年も人間も違う人達が、みんな周りの
人達を気にしながら、まとまることが
できた、音にこもってきました。
打楽器も、ティンパニはもちろんですが、
シンバルも、Tさん中心に毎年全国の
人達にほめられるメンバーばかりです。
高2のいない中でしたが、どうやれば
さらに効果的に出せるのかを自分達で
追及してきました。
こういったさまざまな環境や体験の
中で、山女が目指すサウンドを・・・
少人数でも、少人数だかこそ出せる
魅力を山女オケに、部員達に伝え、
植え付けようとしてきました。
そういった意味でやはり大きかったのは、
ウィーンヴィルトーゼンとの協演は本当に
大きな出来事でした。
これで部員達の意識が変わったと言っても
過言ではないくらいありがたかったです。
おかげで・・・
この難曲を、ホールいっぱいに響かせる
ことができたと思います。
まさに、今までとは違うサウンドで・・・。
表現力・強弱感・ボーイングも、
かなりの進歩をしてくれたと思います。
私は、舞台で指揮をふりながら誇らしかったです。
まだ道半ばだけど、やっとやっと「ここまで、これたぞ~」って。
1曲目と2曲目の間に、大きな拍手がきたのも
はじめてですし、終わった後の拍手も、とても
好意的で、大きなものでした。
連盟の方々や、審査員の先生方からも
「もっとも注目され、一番意志がわかり、
気持ちが伝わった演奏」と評価をいただきました。
やりきったみんなが揃い、記念撮影!
積み込み終了後、選抜隊と本隊との2つにわかれて行動しました。
この大会では、全国の大会出場校から推薦・審査されて
選ばれた生徒達による選抜オーケストラ・選抜弦楽が
編成され、大曲を発表するのです。
選ばれた生徒達による選抜オーケストラ・選抜弦楽が
編成され、大曲を発表するのです。
関係で、大曲を、プロの先生方とともに作る。
こんな機会は、めったにありません。
彼女達8人は、日本青年館に居残り、全国の学校からの
選抜者と、プロの先生による練習が夜遅くまで待っています。
それ以外の部員は、バスに乗って宿泊先である
「新宿ニューシティホテル」に帰ります。
19:30 交流会開始
夕食の語らいや、クイズなどで、パートごとに
仲良くなり、お互いの練習方法などを教えあい
ました。
1番南から来た山陽女学園と、1番北から来た
宮城学院が同じ宿舎で交流会をして出会う。
とても有意義な会になりました。
仲良くなり、お互いの練習方法などを教えあい
ました。
1番南から来た山陽女学園と、1番北から来た
宮城学院が同じ宿舎で交流会をして出会う。
とても有意義な会になりました。
交流会終了後には、山女と広大附属の
運営幹部、交流会係が集まり、4月に
行う予定の「合同練習会」について
話し合いました。
両校での合同練習は、次で4回目です。
一緒に練習することで、いいところは学び、
練習の効率化や向上の意味で、私たちに
とって、合同練習会は、本当に貴重な機会に
なっています。
22:00には、選抜の練習に行っていた、部長のHさん、
インペクのUさんなどから「練習おわりました~」との連絡が
あり、23:00には、選抜8名がホテルに帰ってきました。
けっこう、しぼられたみたいで、演奏曲が現代音楽なこともあり、
「むずかしい~。頭いたい~」と言っていましたが、充実した練習
だったのでしょう。とてもいい笑顔でした。
2日目のことはPART3にて・・・