今日、クラブの練習が終わった後、希望者25名と
一緒に、上野学園ホールに行ってきました。
以前のブログにも出しましたが、
東芝グランドコンサート2014広島公演!
北欧の国、ノルウェーの首都オスロから来日した
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
指揮者は、ぺトレンコさん。
イギリスのロイヤル・リバプール管弦楽団の
首席指揮者で、有名な指揮者です。
管弦楽:オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァシリー・ペトレンコ
ソリスト:アリス=紗良・オット(ピアノ)
演奏曲
ニールセン:仮面舞踏会
グリーク:ピアノ協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
特別優先のお知らせをいただき、みんなになげかけた
ところ、遅い時間でしたが、(19:00開演)、
半分ほどの25人が参加しました。
A席、本来10000円のところ、
学生団体割引で3000円!
というお得な価格も、もちろんあったのですが、
何より、みんなが行きたかったのは・・・
ショスタコーヴィチの交響曲第5番を
演奏してくれる!!
これが1番の理由でした。
来日した海外のプロオケが、自分達が定演でチャレンジしようと
している曲を演奏する!行かないわけにはいきません!
ピアノ協奏曲もすばらしかったですが、
やはり、みんなの気持ちは休憩後の「革命」!
聴き進んでいくうちに、もう本当に革命の世界、
ノルウェーの豊かな自然を表すようなサウンド、
北欧のオケらしく、柔らかなサウンドと余力感を
たっぷり持った音楽に圧倒されました。
やはり、弦や管が美しいのと、Pが美しい。
Pになると、私達なら不安定になりますが、まったくぶれない。
まだ、私達にとって未体験の3楽章の弦アンサンブルの
美しいこと。弱音器を付けた弦楽器は本当に幻想的な
ものでした。
そして、全国大会でも演奏した第4楽章。
早いテンポでぐいぐい追い込んでいく。
最後の最後まで管楽器は我慢して、
大団円のクライマックスに花開かせる!
山女オケは、すべてに一生懸命なオケ。
それが持ち味ですが、やはりここというときに
鳴りまくるサウンド。これを身に着けたいですね。
聞き終わって、本当に幸せな気持ちと、
自分達の未熟さに、複雑な気持ちになりました。
部員たちも本物のプロの演奏を聴けて、
いい体験になったと思いますし、さらに
がんばってくれると思います。
でも自分は反省しました。
どうしても、今の山女オケは初心者集団なので、
「ここまでできたら十分だ」と、自分達に甘い採点を
してしまいがちです。
当然、プロとアマチュアは違います。
でも、もっともっと1つの曲に追求できるものがある。
自分自身が、自分達にふたをしていたことに、
今回演奏を聴いて気づかされました。
「もっと、できる!」
これをもう一度胸に持って、クラブ指導をしていこうと
思いました。
この楽器も、新たに山女オケに入ったことだし・・・。