管弦楽部は、クラブが創部してから10年になりますが、
外部で合宿をしたことはありませんでした。
しかも、今の8月は代替わりをして1か月。
全員で動いたり、高い意識を要求するには、
なかなか難しいものがあります。
合宿スタート! |
また、山陽女学園には敷地内に「宿泊研修
センター」があり、宿泊して合宿することは
校内で十分可能な環境にあるので・・・。
しかし、今年は耐震工事もあり、やらなければ
きちんと練習を固められない。
しかも、やることはどんどんあるのに、
練習も意識も高まらない。
こういうことから、初の外部合宿を敢行しました。
正面風景 |
お世話になったのは、広島県北部の庄原市に
あります「高原の家 七塚」さん。
昭和45年に創立されました。
最初は県の「青年の家」としてスタートしましたが、
県が終了するのをこちらのNPOの方が貸与されて
運営されているそうです。
学校に集合して、積み込み。
9時には出発し、11時には現地に着きました。
体育館も使い放題! |
施設長の藤原さん。
「どこをどれだけ使ってもらっていいので、しっかり
目標をやり遂げてください」
のお言葉をいただき、合宿スタート。
今回の合宿の目標は3つ。
①運営する幹部の計画・実施・反省力の向上
60人もの他人を動かす力というのは相当なものが
いります。
信頼関係、尊敬の念、これを手に入れないと
簡単には動かない。
そのためには計画し、それを全員に実行させる行動力、
そして観察力が必要。それをわからせてあげられるか?
②チームとしての意識と団体行動の重要性の共有
管弦楽はチーム愛です。ひとりではなにもできない。
ひとりぐらい・・・という考えは捨てないといけない。
自己犠牲の精神で、他人と協力しフォローしあわねば
いけない。この意識が植えつけられるか?
③音楽面を向上させるための行動面・精神面の成長
音楽だけできればいいというものではない。音楽を通じた
体験の中で、これからの社会に生きるための知恵や知識、
生きていくためにつけなければいけない考えをわかって
もらう。
この経験が、音楽を1つにし、人を感動させる演奏が
できる力が身についていく。
今回、記録担当のUさん |
さあ、なにもかもが最初で、
とまどいばかりの合宿。
どのような感じだったのかを、次のレポートで
私なりにまとめて報告したいと思います。
疲れたので寝ます・・・。