遅くなりましたが、今年度のクラブを背負ってもらう
第10代の幹部たちです。
今年の、高2は総勢22名!
創部以来、最も大所帯の学年です。
ありがたいことです。
だからこそ、毎年チャレンジできないことをしようと
思わせてくれる学年でもあります。
この人数は、きっとすばらしいパワーをクラブに
与えてくれるものと期待しています。
その中で、幹部6人に選ばれたのが・・・
第10代 幹部 職員室前にて |
部長:Yさん(Cb)
副部長:Yさん(Fl)
インペク:Kさん(Hr)
コンミス:Tさん(Vn)
定演委員長:Tさん(Vc)
副委員長:Kさん(Cl)
です。
特に、部長のYさんは、楽器初心者です。
ここ最近の管弦楽部の部長は、中学校での楽器経験者の
人が就任してきました。
第6代 部長:Iさん(Vn)・・・山女中で経験→初の全国大会出場
第7代 部長:Fさん(Per)・・・古田中で経験→初の定演を開催
第8代 部長:Iさん(Cl)・・・五日市中で経験→初のチャイコフスキー挑戦
第9代 部長:Oさん(Fl)・・・美鈴が丘中で経験→初の最優秀賞、全国選抜首席
楽器体験先生役のYさん |
1つの特徴ですが、部長に未経験者が
座るのも、今までと少し違います。
でも、初心者でもYさんは、人一倍努力して、
経験者にもまけないくらいになりました。
この努力した姿を見て、高3生たちから、
初心者だからこそできるクラブのけん引役に
なってほしいという意識のあらわれではない
でしょうか。
私も、そういう意味ではどういった部長になり、
どういった学年になるのか、期待しています。
未経験者だからこそできる、いや未経験者の
目線から、クラブに貢献してほしいと思います。
とはいえ、その部長を助ける周りには、
中学校での経験者の安定感が必要です。
副部長をはじめ、幹部のうち4人は、五日市中や
井口台中など、中学校での楽器経験者でしめられ
ています。
部長1人では何もできません。
幹部の人たちが、まずは1つになって
高2に高1に中学生に、向上心や意識を
高めていってほしいと思います。
第9代の生徒たちは、受験モードになっています。
しかし、何人か「楽器を吹きたい」といって、
楽器に触ったりしています。あれだけ、いやだと
思っていても、やはりさみしいのでしょう。
部長になりたて?Oさん |
9代部長のOさんが、学校広報誌に出す部長の
言葉の中で、このように書いていました。
「定演が終わり、部長を退き、1番考えたことは、
あきらめてしまえば、その先にあるもっと素晴らしい
風景を、見ることはできない。
最後まで、自分を信じ、仲間を信じ、
可能性を信じた結果が、全楽章演奏につながった。
絶対、あきらめてはいけない。」
第9代 幹部 初めてのとき |
クラブ活動を通じて、最も大切なことを、
体験の中から見つけてくれたこと、
本当に顧問としてうれしかったです。
今年の部員にも、新しい素晴らしい風景を
見せられるようがんばっていきます。