山女も夏休みに入りました。
さあ、新体制にもなりしっかり練習・・・と
おもいきや、大変な問題が・・・。
今、学校はこんな感じです・・・。
校舎に穴が・・・ |
そう、高等部校舎は耐震工事中!
ということで、高等部校舎は全面!
通行禁止!
かろうじて、職員室のある部分だけは
セーフ。
ということは・・・。
そう、普通に使用できる教室や、
練習場所が全く使えないのです。
工事業者の方がいっぱい |
合奏室のある中等部校舎は、
新しいのもあり耐震工事はないのですが、
高校の機能をこちらにもってきているもの
だから、合奏室以外は・・・。
講習!食事場所!自習室!他のクラブ!
という感じで、全く動きがとれません・・・。
今年の7月のOS |
とはいえ、9月7日には、新体制お披露目
となる高校オープンスクールでのオープ
ニング演奏。
また、初の校外演奏となる9月22日には
世羅町でおこなわれる、けんみん文化祭の
演奏が待っています。
ということで、
「耐震工事のため練習ができなかったので、
ごめんなさい・・・」
というわけにはいかないのです(涙)。
今から5年前はこれだけでした |
思い出します。
昔、クラブの部室すらなく、今の合奏室が
音楽室として、いろいろなクラブが同居して
いたとき、満足に練習場所が用意できず、
毎日練習場所を探し回って、移動生活
をしていたことを・・・。
今でこそ、合奏室だけでも管弦楽部のものとして、
学校がみんな認めてくださっている。
このことだけでも、感謝しないといけません。
この年なんて、高3は1人でした |
その移動生活をしていたころの
先輩たちの苦労に比べたら、
このくらい何でもないとは思いませんか?
その先輩たちの苦労やがんばりがある
からこそ、今の自分たちは当たり前のように、
仲間がいて、練習ができる。
いつも、話していることですが、このことを身をもって
感じてもらいたいと思っています。
今は、金管楽器は外で練習していますし、1つの
部屋に複数のパートが練習していて、お世辞にも
環境がいいとはいえません。
だからこそ、いつも練習できていることが、当たり前
ではなく、ありがたいことなんだという感謝の心を、
持ち直す機会にしてほしいと思います。
でも、この環境ではとても間にあいません。
ということで、クラブとしては、初めてですが、外部での
クラブ合宿を行うことにしました。
今日は、その場所である庄原市にある
「高原の家 七塚」さんに、
部長・副部長・インペクの3人を連れて、下見に
行ってきました。
外部で行うということは、それだけ事故の可能性も
あるので、今まで避けてきましたが、どうせなら、
この状況を逆手にとって、チャレンジしてみます。
合宿は遊びではなく、また、だれかに与えられるもの
ではありません。
自分でやることをみつける機会に! |
個人・パートで、自分達をしっかり見つめ、
自分達の弱点を克服し、技術的にも精神
的にも、大きくなるために実施するものです。
だれかに、なにかをしてもらおう・・・という
甘い気持ちできてもらいたくはない。
幸い、この期間は、山女で独占できる最高の状態です。
「合宿にきてよかった・・・」と、つらくても、部員に思って
もらえるような準備をするためにも、この下見は重要です。
この夏休みをすぎて、より意志をもった部員になってくれる
ことを願います。