2012年11月29日木曜日

講堂練習&ケーブルテレビ取材

今週は講堂練習です。
全国大会で演奏するチャイコフスキー作曲
「交響曲第5番」のためです。

まだまだ、自分達の曲になっていません。
というより、音程もフレーズ感もバラバラで、
演奏のクオリティも低い状態です。


でも、この時期に大切なことは技量不足を
どうやって補うか?です。



初心者の人が多い、このクラブ。
半分以上が初心者で入部しています。
楽器はじめて半年で、チャイコフスキー!
無理をしていることは百も承知です。






でも、最初から無理!ではなく、今の
努力が明日の未来をつくるんだ!と
いうことを身を持って感じて欲しい
のです。

今を必死にならなくて、幸せなときが来る
ことを待っているだけでは決して訪れません。




この「交響曲第5番」は、私が最も大切に思っている
このことを物語っているように思うのです。


この曲は、戦争があり、その中で苦しい
葛藤があり、不安がうずまいている。

でも、その中に背骨となる行進のテーマがある。

そして、最後の大団円となる勝利のファン
ファーレにつながる。幸せいっぱいに高らかに・・・。



まさに我々のテーマ曲ではないかと思うのです!


ぜひ、全員がそういう気持ちになって、無理ではなく、
自分達の力でその風景・意識を表せる集団に変わって
ほしい、そう思います。


昨日、部長が、
「いつになったら、みんなは変るのか?」と、
みんなに聞いていました。

あれは、部長なりに、ものすごいアプローチ
なんですよ。
みんなで、それを形にしてもらいたいと
思います。



その気持ちがないと、ずっとこのまま・・・。
何の変化も成長もなく、全国までいってしまうでしょう。
そこに何の勝利もない。そんなくやしい思いをする
ために、毎日練習しているわけではないでしょう。


今日、ケーブルテレビさんが取材
来られました。

その取材のため、第1回定期演奏会を
作り上げたときの、幹部のうち3名が、
クラブに来てくれました。




それぞれの環境で、精一杯がんばっているようです。
ほんとに、クラブやっててよかった!といっていました。
お互いにベストを尽くそうねと言って別れました。

あのときの必死さ、今の現役生にも通じるものが
あればいい・・・。
毎日が、必死の顧問でした。





2012年11月27日火曜日

週末土日、演奏行事2日連続!

寒くなってきました・・・。
というより、もう12月に入ります。
年々、時間のスピードが速くなってきています。
年齢を重ねるたびに、こうなっていく・・・。寒い・・・(笑)


今週は、忙しいです。
12月1日(土) チャレンジさんよう クリスマスコンサート(グリーンアリーナ)
12月2日(日) けんみん文化祭ひろしま 洋楽部門(呉文化ホール)

2日連続、ともに、15:00くらいから本番です。


昨年のけんみん文化祭
特に、けんみん文化祭は、3年連続
出演しています。

昨年も書きましたが、この大会は6年
ほど前に出演申し込みをしましたが、
録音審査で不合格になったことがある
行事で、初めて出演合格したときは、
少しでも成長したのか・・・と
喜んだものです。



中3生は、今修学旅行でハワイ中!

11月27~30日は、
この2つの行事に向けて、
講堂練習をする予定です。

うまくいってほしいし、
なにかをつかんでくれると
いいのですが・・・。





また、ケーブルテレビさんも、例の番組づくりのため
取材に来てくださいます。


がんばれ~!

練習の様子はもちろん、顧問の様子、そして、
第1回の定演のときのメンバーも一部
インタビューのためきてくれる予定です。

少しずつ伝統が育っているのです

現役生はこの重みをしっかり自覚して
全力投球してもらいたいと思います。


2012年11月22日木曜日

この大切さをわかって欲しい・・。


昨日、幹部たちを前に、自分の思いをぶちまけました。
部室・合奏場があまりに乱雑で、とても全国大会に
出場するクラブとしても意識が不足していると感じた
からです。


自分ひとりで掃除するつもりでしたが、高2たちが
残って、一緒に掃除をしました。


今日は、このような手紙を部員に渡しました。
月に1回ほど、私は部員に手紙を渡します。
悲しい思いと、これからの部員の成長を願って・・・。


大切なことです。絶対、忘れないで

 昨日、久々に部室を見ました。本当に悲しい思いでした。なぜか?みんなが本来の大切なことを忘れているように感じたからです。

 部室・演奏場は、私達の城です。この活動拠点がなくなったら私達は活動できません。とはいうものの、5年前まではきちんとした場所もなく、移動生活を送っていました。そのときの先輩達は、毎日練習場所を探し、毎日さまよって、練習していました。合奏場は毎週2日しか使えず、しかも共同で使っていました。それを、そのときの先輩達が一生懸命がんばってきて、それが校長先生やその他の先生にも伝わり、今の合奏場や部室を毎日使えるようになり、城ができ、そして皆さんたちのようにたくさんの人が入部してくれるクラブになったのです。

 部室を使えるのは当たり前ではなく、そういった先人たちの苦しみやがんばりが今の私達の環境になったのです。今は、これを使わせてもらっている。だから、いつでもきれいに使わねばならないし、預かっている以上きちんとした管理をしなければならないのです。これの意味がわからず、ただ単に決められているから掃除をする。そうではないのです。それならば決めなくていい。


 また、毎日整理整頓をした環境で音楽をする。履物も揃える。こういったことがなぜか?わかりますか?こういったそろえるという意識が、音楽でアインザッツをそろえる・音程をそろえる意識を育てるのです。乱雑な環境でやっていると、そういった意識もなくなる。だから最近音楽が整ってこないのはこういったことも大きく関係しているのではないですか。


 挨拶にしてもそう。しなければならないのではなく、こういった環境を整えてもらっている先生や保護者、友達に対し、いつも感謝の気持ちを表すために、大きな声で挨拶をする。


どんなことにも,みんな意味があるのです。 


 音楽をするためだけに集っているのではなく、人間として成長する。そのために音楽を使って集団活動の中から大切なものをつかんでもらう。そのために管弦楽部を作ったのです。


こういった意識で、全員の心が、「感謝」ということばでいっぱいになったとき、きっとすばらしい音楽がつくられていることでしょう。決められているからするのではなく、する意味を全員が共有して、率先して自主的に動ける人間になってください。

2012年11月19日月曜日

12月は毎週演奏行事。その中から・・・




先週は、ほとんどがパート練習でした。
あえて、そういった期間を設けました。


ここまで、合奏を中心に、まずは曲を完成
させることを優先してやってきました。




でも、1番大切なのは、個人の技量であり、パートでこんな音楽・集団にしたいというのが、クラブの背骨です。


こんな機会はなかなかとれないけど、
だからこそ話し合ったり、言い合ったり
して、曲に向かい合ってほしいんですね。




来月12月は、毎週のように演奏行事があります。

12月1日(土) チャレンジさんよう クリスマスコンサート(グリーンアリーナ)
12月2日(日) けんみん文化祭ひろしま (呉文化ホール)
12月15日(土) メリイハウス八千代クリスマスコンサート(八千代病院)
12月22日(土) アルパーク クリスマスコンサート(アルパーク)

本番行事で、観客の方に聞いていただいている中から、
さまざまなことをつかんで欲しい。


練習の時間を無駄にしないで、全国大会に臨む
意識を、全員で持ってほしい。
全員一体の音楽とはなにかを体感してほしい。
このスケジュールでも耐え切れる強さを持って欲しい。

など、
いろいろな意味がありますが、
学生オケでは、意識や気持ちが技量以上にものを言う
部分もあります。もちろん、しっかりとした技量や基礎が
あることはもちろんですが。。。



下は、あるストリートミュージシャンの言葉です。

「たくさんの人が自分の歌を聴いてくれるけど、
ほとんどの人は通り去っていく。

でも、たった一人でも、自分の歌を『いいな』と思って
くれる人がいれば。その人のために、僕は心を込めて
歌を歌いたいんです。

たった一人でもいい。
自分の歌を聴いて、自分たちの演奏を聴いて、
『よかったよ』と言ってもらえるために。

たった一言でもいい。
心のこもった『よかったよ』が聴ければ・・・

また新たな音楽へのエネルギーが湧いてくるんです。」



また、この前亡くなられた、女優の森光子さんは、

「お芝居は、毎日が違う。自分がやればいいのではない。
芝居をしている相手も、毎日違う。(体調・心もふくめて。)

だから、芝居をしている全員が、気持ちや相手のことを
分かり合って、毎日の変化に対応していかねばならない。

芝居は、毎日、生きているんです。」


 
 音楽やクラブは、毎日変化しています。

55人の部員は、毎日違う。
いやなときも、いいときもある。






でも、「ハーモニー」とは「調和」なのです。

相手のことを理解し、自分達でよりそっていく。
その中から、「ハーモニー」は向上し、
音楽のクオリティが上がっていくのです。


部員のみんなには、毎日顔を合わせることの重要さ、
話をすることの大切さを、この機会に再確認して
練習にのぞんでほしいと思います。


2012年11月17日土曜日

誕生日を祝ってもらいました!


昨日、誕生日を祝ってもらいました。
ほんとは、今日なのですが、学校行事の関係で、
今日はクラブができないから・・・。



聞くところによると、来週にしようという
意見もあったけど、

「今年はないのか。。。」
顧問が悲しくなるのがいやなので、先にしてやろ!ってなったんですって。
(余計なお世話ですね。)




もう、祝ってもらうような年齢でも
ありません。

(いつからでしょうね・・・。
誕生日もういいわって思うのは・・・。)





でも、部員達は少ない時間の中、その年ごとに
趣向をこらして考えて開いてくれます。


毎年、みんなからプレゼントをもらいます。
去年はどうだったっけ・・・と思ったときに、
このブログを始めて、1年たったのですね
去年からのブログ見直すと、いろいろやってきましたね・・・。



今年はコーヒーメーカー

コンパクトですが、家具の色とも合い、
いい感じ。

早速、今日それで入れたコーヒーを飲んで
出勤してきました。

みんな、ありがとうね。

そして、このページをみてくださった
ビューカウンターが19000件を超えました。

顧問のつぶやきを、いつもごらんいただき
ありがとうございます。

これからも、山女管弦楽部と
部員たちと顧問を応援してくださいね。

2012年11月12日月曜日

戸山小中学校文化祭に行ってきました。


体育館でやりました

先週土曜日の10日、広島市安佐南区にある、
戸山小中学校の文化祭に、招待していただき、
芸術鑑賞の一環として、演奏してきました。









小学生・中学生・地域の方


小中あわせて90名ほどの学校ですが、
地域のみなさんも多数来ていただいており、
200名程度の方の前での演奏でした。








小学生から大喝采


小学生・中学生のみなさんは、
本当にすてきな鑑賞態度で、
楽しいときは楽しく、真剣なときは
真剣に、演奏を盛り上げてくださいました。






楽器紹介中

校長先生からも、
「同じ中学生が、初心者でもこういった
ことができるんだよ」っという一面を
見せてほしいというご要望もあり、
インタビューや説明も入れながら、
進行していきました。





小学1年生の指揮者体験!

初の試みとして、
「指揮者体験」コーナーをやってみました。


これは、いつも顧問の指揮に慣れている
部員達にとっては、なかなか厳しいものです。





だいたい、お互いこうやるだろうって分かっていたら、指揮を見なくても
大体予想はつきますが、はじめて会った人がやる場合、どうなるか
全く予想がつきませんからね。


前日には、副顧問のY先生が指揮台に立ち、練習しました。
しかし、これは部員達にとってもいいことだと思いました。


小学生2名、中学生1名に経験してもらいました。
大好評でした!


相手の気持ちをくみとって演奏する。
指揮者・演奏者が気持ちをそろえて演奏する。


これを実践するためにもとてもいい経験でした。
これからの練習にも取り入れていこうと思います。



低弦チーム

戸山小中のみなさんには、
満足していただけたでしょうか。

これを機会に、オーケストラを
やってみたいと思ってもらえれば
うれしいです。





まだまだ、技術的には問題が山積みです。

さらに練習あるのみ!です。


追伸

上田さん、できますか?

広島ケーブルテレビさんが、
戸山まで来て撮影されて
いました。ごくろうさまです。

もちろん番組作成のためですが、
私、あまり何もしゃべってません・・・(笑)

番組になるのでしょうか・・・・?







2012年11月9日金曜日

取材を受けます。


昨日、取材がありました。

今年9月ごろに依頼がありました。
いつも、定期演奏会の宣伝や放映で
お世話になっています、
広島ケーブルテレビ
ふれあいチャンネルの上田さんです

http://www.fureai-ch.co.jp/hajimete/community.html



第2回 定演宣伝のとき
上田さんとは、第1回定期演奏会のとき
からのおつきあいで、よくしていただいて
います。

第1回定期演奏会のときは、
宣伝放送だけだったのに、
生徒達の姿を見てとても感動し、
ドキュメント番組を作ってくださり、
放映してくださいました。



今でもこの映像は、部員達にこの映像を見せて、
先輩達が必死においかけて創り上げてきたクラブ
なんだとういうことを伝える教材にしています。



今回は、番組の中でシリーズで放映されている
「きらりびと」というコーナーに、私と管弦楽部
紹介したいとというご依頼でした。

「きらりびと」というコーナーは、広島県の地域で、コツコツと
なにかを一生懸命おいかけている人をクローズアップして
15分程度の番組にしているコーナーです。


最初、お話をいただいたときは、「そんな私とかなんて
番組になるようなものではありませんよ・・・。」と固辞しました。


しかし、上田さんは・・・


「何より、第1回・第2回と見させて
もらって、定期演奏会のために必死に
なっていく生徒さんの目が、
本当に印象に残っています。

何もないところからスタートして、
だれにも聞くことができない
という不安と戦って、
でも、必死に前に向かっていく。


そして、あれだけのお客様を集めて、
あれだけの演奏会を開催できる。

あの推進力の秘密と、
先生のさまざまな取組みや言葉、
悩み、葛藤にせまってみたい。

そう思うようになったんです。」


と、おっしゃってくださいました。


このように目立たないけど、
地道にやっている、
ただ必死にやっている。

そのことを評価し、
見てくださっている人がいることに
本当に感謝するとともに、
うれしい気持ちでいっぱいに
なりました。



このようなことがあり、昨日から12月初旬にかけて、
全国大会まで、どのように部員達が考え、成長して
いくか、顧問がそれにどのようにかかわっているか・・・
などを、密着取材されます・・・。



明日の戸山小中学校の演奏にも同行されます。

このような機会をいただけたことに感謝し、
このことによりさらに部員達に向上心
持って、進歩してもらいたい。そう思います。

 



2012年11月7日水曜日

選抜弦楽に4名が選出!


今週も練習です。!

今週末には、戸山小中学校文化祭
およびいただいていますので、その準備と
全国大会の曲準備の期間となっています。


また、先日、東京の全国高校オーケストラ連盟から
連絡があり、以前にお知らせした、全国大会の
「選抜オーケストラ」と、もう1つ、「選抜弦楽」チームが
作られるのですが、この中に本校から4名が
選ばれました。




1stヴァイオリンから、Wさん。
2ndヴァイオリンから、Kさん・Nさん。
ヴィオラから、Iさんが選ばれました。





弦楽の場合は、経験年数・クラブでの立場などが
選考に優先されます。

演奏する曲は、マーラー作曲 交響曲第5番から
第4楽章。

交響曲なのですが、この曲の4楽章は弦楽のみで
演奏される、スローテンポで、情感豊かに歌い上げる
すばらしい曲です。

本校ではできません・・・。(涙)

こういう曲ができる弦セクションに早く成長して
もらいたいと願っています。

来年には、弦セクションだけの曲にもチャレンジしたいと
思っています。



そのためにも、この4名には、
全国から上手な人が
集って演奏ができる、
この機会を大切に、知識・技術を
奪ってきて欲しいと思います。




昨年までも、弦楽器に関しては選出されていたので、
安心はしていたのですが・・・。

しかし、今回は少しちがって・・・。

2ndヴァイオリンの首席を本校で務めてもらえないか?
という打診でした。
いえいえ・・・とお断りしたのですが、いろいろ考慮した
結果、山女オケが1番いいだろうと。また、Kさんは
副部長なので、束ねてもらえるだろうと。


どういう形になるかはわかりませんが、このような
チャンスはこれからもないし、プロの先生と正面で
指導をしてもらえることもこんな幸せなこともない
でしょう。

いろいろ悩みましたが、本人とも相談し受けさせて
いただきました。



本当に、今年はいろいろなことが起こります。

でも、今までより、
学校の名前は全国のみなさんに
少しずつですが、知られてきたのかなと
実感します。




それも、今までがんばってきてくれた部員はもちろん、
OGのみんなのおかげです。
いい伝統を、みんなでつくっていってもらいたい。
そう願っています。

演奏曲は、まだまだ仕上がっていません。
悩みは尽きませんが、がんばります。






廿日市市から山女オケがオンライン発信されます!

  11月1日(日) 廿日市市の行事で、動画撮影に 行ってきました。10人までの演奏と 決められていてアンサンブルでの参加。 部内でアンサンブルコンテストを行い 2組のメンバーが今日の撮影に参加。 まず1組。ホルン3重奏。 メーメートリオ。 もう1組。弦楽4重奏。 キラキラ・トゥ...