実は、この数週間、顧問は悩んでいました。
やると決めたものの、本当に6月の定期演奏会までに
やり切れるのか?この難しい曲を観客の皆さんの
前で発表できるまでにひっぱれるのか?という不安観
でした。
レッスンの先生方にも「非常に厳しい」を連呼され、(当然
ですが・・・)、日に日にこれが大きくなっていきました。
原先生、いつもお世話になります |
いつもアドバイスしていただいている、
広大付属の原先生にも打ち明けました。
実は、「1812年、難しいけど先生の
ところならやれますよ!」と、
後押ししてくれたのも原先生なんですね。
先生は、定期演奏会をやることも勧めてくださったり、
いつも私や山女オケを応援してくださる恩人です。
原先生からのアドバイスは、すべてが非常に涙が出るほど
うれしいものでしたが、その中でも気づかされ、
心に響いた言葉があります。
(こんなところで、書くようなことではないかもしれませんが、
自分に言い聞かせる意味でも書きたいと思いました。原先生、ごめんなさい・・・。)
①「1812」に取り組むことを通して、先生が子ども達に
どういう力を育ててやりたいのか、その思いがあったから
こそ決断したのでは?
②先生が思いを熱く語り、それで生徒たちがやる気になっている。
これがかけがえのないことで、顧問にはそのことに対しての責任がある。
これがかけがえのないことで、顧問にはそのことに対しての責任がある。
③どんなに頑張っても、プロにははるかに及ばないかもしれない。
結果的に、色々課題を残した形で終わるかもしれない。
でも、その過程そのものに、オーケストラとしての成長のプロセスが
結果的に、色々課題を残した形で終わるかもしれない。
でも、その過程そのものに、オーケストラとしての成長のプロセスが
ある。そしてそれらの困難を超えようとする演奏は、
たとえ少々未熟なところがあっても聴く者に充分感動を与える。
④私は何度か山女の演奏を直接お聴きして、大きなパワーを感じた。
先生の指導力と、生徒さんたちの無限のポテンシャル。つながりの強さ。
それがあるからおススメしたのです。
先生の指導力と、生徒さんたちの無限のポテンシャル。つながりの強さ。
それがあるからおススメしたのです。
注意点を譜面に記入 |
そうです!
今までも、「できるわけない」と言われ続けて
ここまで来たのです。
満足は決してしていません。これはこれからもそうでしょう。
しかし、「できるわけない」を「跳ね除ける」という
反骨精神で駆け上がってきました。
今までは較べるものがありませんでした。
なにもかもが新しい試みだったからです。
しかし、第1回定期演奏会という経験が、
「これよりレベルを下げてはいけない」
という
守りの気持ちが出てきたのではないかと
思うのです。
難しい。出来ないかもしれない。
でも、これをすることで、オケにとってはかけがえのない
経験と、部員の自信が生まれると思う。だから決断した。
「本当にそれだけの覚悟があるのか?」
これが試されていると思います。
「なんとしても、やり遂げよう」この気持ちを部員と
共有し、仕上げていきたいと思います。
まずは、部員と共有し、責任感を持って
活動できる集団にしていきたいのです。
これがないと成し遂げられないと思います。
まずは、部員と共有し、責任感を持って
活動できる集団にしていきたいのです。
これがないと成し遂げられないと思います。
本当に、いろいろな人に支えられてここまできました。
最近、とくにそう思います。
感謝・感謝です。
そのことを胸に、部員達とともに歩んでいきたいと
思います。