2019年8月23日金曜日

夏期合宿 実施しました


8月18日(日)~20日(火)

2泊3日で、管弦楽部の
夏季合宿を行いました。














場所は、広島県安芸太田市の
深入山の「ふもと」にある
【いこいの村 ひろしま】
















1日目から音楽漬け。どこでも
音を出していいですよという
最高のロケーション。















そして気温も昼でも28度。
朝では15度まで下がるという
熱中症も心配ありません。















今年の合宿の1番の目標は、
ある大会の予選に提出する曲を
録音して、それを出せるまでの
レベルに持っていくこと!












普段できないことをしよう!
仲間を大切に、それを合言葉に、
時間を大切に絞りだして
やっていこうと決めました。












そのために同じ場所で
同じ時間を過ごす中で
得るものはきっとあるはず。













1日目から全開モード。
今年は、セクション練習が基本。
こんな場所に来れたのだから、
練習は基本、外で行います。











自分の音を聞ける環境。それは
外です。1人1人の音を変えて
行くしか進歩はない。














【行間を読む】
私が、今年の合宿で目標に
掲げたうちの1つです。

部長のNさんたちも悩みながら、
なかなかそれができずにいました。
でも必ずそれは一緒にベストを
尽くしていればわかるはず!














1日目はセクションを回りました。
金管・木管・弦楽・・。
練習開始から休みなく、夕方
6時まで走り回りました。











 でも、その夜の合奏はまだ
結果は出ず。そんな簡単に
できたら苦労しません。
【心を1つに】は簡単ではない。











その夜。
学年ミーティングをして、
各学年にできることを考え
みんなの前で発表。











どの学年にも出て来たのは、
【全員一致】・【革命】・【進歩】

オーケストラに必要なものは
全員の統一・徹底である。












「そろえる」ことが基本で、それが
「音楽」をやる以前に大切な事だと!
これが大切なのは、音楽だけでなく
これから生きていく中でも大切なこと。














2日目。

それが原因ではありませんが、
予定を変更して、午前中に
合奏を開始。










その中からなかなか見えてこない。
新体制になって1か月。このまま
時間だけが過ぎていく。予定を
大きく変えて合奏を延長。









そこからです。少しずつ部員が
変化してきたのは。いつからか、
食事時間を削って練習に参加する
部員が増えてきました。














15:00の途中休憩は30分。
保護者の方からの差し入れをいただく。
しかし、5分も休まずにほとんど
の部員が練習場に戻ってきました。












合奏の中で、みるみるうちに
音が変わっていきました。
すべて終わるころには
部員の目が変わっていました。













そして、夕方2時間は自分達で。

録画した自分達の姿・音を見て
悔しいところ。ダメなところを
やってくることに。











みんなが練習場所に走って
駆け出していきました。

こうなったら誰も止められない。
山女オケが始動しました!













夜の合奏はもちろん、パートや
学年内でも笑顔・話しあいが
広がっていきます。目に光が!














淀んでいた雰囲気ではなく、
みんながなにができるのかを
考え、1分1秒を大切に走って。















いつもは笑顔のない部員も笑顔。
しんどいことをしているはず
なのに、自然と雰囲気が良くなる。
夜のパートミーティングもいい。













そして、3日目は全く動きが
変わり、5分でも無駄にしない
気持ちが出てきました。













幹部たちも、自分達自身で集まって
予定が動いた時の話し合いができる
ようになりました。













最後のパートチェックを雨の中
行い、退所。今年も本当に
すばらしい環境をご用意いただき
ありがとうございました。













そして、場所を移動して
合宿の集大成・・・録音!
戸河内メイプルホールに到着。















ここで3日間がんばってきた成果を
ぶつける。こんなきれいなホールを
借り切って、予選を勝ち抜く演奏を
目指します。













審査曲は、シベリウス作曲の
【フィンランディア】
新体制になって挑戦してきた曲。









しかし、素人ばかりのオーケストラ。
場所が変わって、バランスも変わり
一発勝負の録音に四苦八苦。











しかも、録画ではなく録音。
姿を見せることなく、音だけで
勝負。これは山女には厳しい。
音だけで説得できる曲にする。












今年初めて楽器を持った人が
多い中で、これを為すのは
厳しい。でも、オーケストラに
なりきるには、お互いを
尊敬できないとできません。














副顧問のS先生も、新しく新調
した録音機を片手に、どこで
録音するのがいいか、機械の
性能はどうなのか、必死です。












4時間みっちり練習してもがいて
録音しました。この緊張感は
きっとこれからの財産になると
思います。












今できるベストのことはやれた
のではないかと思います。













この山も全員で
頑張れば登り切れる。

この代らしい前向きな挑戦を
負けないでやっていってほしい。










最後の運搬の時。
トラックの運転手さんが・・・
「行きの運搬のときと
 帰りの運搬がまったく違う。」
動きがきびきびして、
鍛えられたんだなあと
感じます。










他人から見ても変わる
変貌ぶり!
たくさんのものを得る
ことができた夏季合宿。












体験から成長する!
部長中心に、新体制で絶対に
大きな困難に打ち勝って
いきたいと思います。






















2019年8月20日火曜日

今年のメイン・交響曲は?


山女オケは、定期演奏会で
交響曲全曲にチャレンジし、
不可能を可能にする為の努力を
全員でやり続けるのが慣例です。











さて、今年のメイン。

全国大会の
候補曲ですが・・・











毎年、その代に合うような曲で、
1年間かけてみんなが1つに
なれる曲を探すのに苦労します。














昨年は、「ドボ8」を見事に
やりきりました。

近年「ドボ9」→「ラフ2」
→「ドボ8」。










昨日、第9回定演のデモDVDを
見てサウンドチェックをしました
が、いいものになってきそうで
楽しみです。











交響曲は作品そのものが物語です。
その物語に、管弦メンバーが挑む、
それがまた物語を深めていきます。










第1楽章から第4楽章までの
プロセスがやはり重要なのです。
なので、無理でも全楽章演奏に
こだわります。











今年の高2達も、交響曲の
成功を体験して、交響曲
全曲演奏にしたいと言って
きました。











顧問が、4曲の候補曲を出して、
高2達が悩んで出した結論は・・・




セルゲイ・プロコフィエフ作曲 交響曲第7番嬰ハ短調作品131「青春」

リンク
https://www.youtube.com/watch?v=mF8oTzXoyts



ソヴィエトの青年に捧げる意向で
作曲者自身が「青春交響曲」と
呼んでいたことから、『青春』の
標題が用いられることもある。



 



山女オケらしくない曲。
難しいとも思います。
でも、このロマンティックな
曲は今年だからこそ!









とても、難しいですが・・・。
最高に厳しい道になることは、
わかっているはずなのに・・・。
また困難に立ち向かいます。










1年たった後、全員が成長を
感じ取れる曲です。後悔しない
1年にしていってほしいです。













楽しい時は 自分の短所を見直せ
つらい時は 自分の長所を生かせ
また長く、濃く、深い1年を
この交響曲とともに歩みます。



廿日市市から山女オケがオンライン発信されます!

  11月1日(日) 廿日市市の行事で、動画撮影に 行ってきました。10人までの演奏と 決められていてアンサンブルでの参加。 部内でアンサンブルコンテストを行い 2組のメンバーが今日の撮影に参加。 まず1組。ホルン3重奏。 メーメートリオ。 もう1組。弦楽4重奏。 キラキラ・トゥ...