五日市駅前にある高齢者施設
「グランホームあさひ」さんから
ご依頼を受けて演奏に行きました。
弦パート全員のみで参加し、
弦楽合奏をしました。
打楽器・管楽器のメンバーは
学校でお留守番。
朝から練習して出発する前の30分は
管楽器・打楽器のメンバーの前で
弦楽リハーサルをしてから出発しました。
どんなときでも一緒!
ではないですが、
刺激し合う関係でいて
ほしいという考えからです。
さて、本番ですが・・・
コンミスSさんと、チェロMさん・
Yさんの弦楽3重奏がオープニング!
首席奏者4人
Sさん・Mさん、Nさん、Mさん
で奏でる「花は咲く」
楽器紹介・クラブ紹介後、
「日本の四季」も演奏。
そして、1番力を入れたのは、
山女にとってはじめて日本人
作曲家へのチャレンジ!
しかも、弦楽合奏でのチャレンジ!
芥川也寸志 作曲
「弦楽のための3楽章」。
この曲は、6月24日(土)開催
「第七回 定期演奏会」でも
発表するのでお楽しみに・・・。
アンコールもいただき、
「ふるさと」を
全員で大合唱。
急きょ予定していなかった
「ラデッキー行進曲」まで!
本当に指揮をしながら、
美しい気持ちになりました。
高齢者のみなさんも喜んで
くださいました。
中には、感動して涙を流したり、
声をつまらされたり、
部員を褒めてくださったり、
顧問を美男子?と言って
くださったり・・・
こういう施設で演奏をさせていただく理由は・・・
こういった姿を見るために
自分達はがんばって練習
しているということをみて
もらいたいため・・・
そして、音楽には性別や年齢
などは関係なく、感動というものを
伝達できる力があるということを
理解してもらいたいため・・・
帰りの車の中で、コンバスの
高1Sさんがこんなことを
言ってくれました。
Sさんは、中学校のときは陸上部。
いわゆる楽器を触って1年足らず。
「どうして、こういう演奏本番が多いの
かなと思っていましたが、今日で
わかったような気がします。
あんなふうに、自分たちの演奏を聴いて
泣いてくれたり、感動してくれたり・・・。
だから、毎日しっかりと練習しないと
ダメなんですね。ああいった場面を
見ることができて、今日の行事は
本当にいいものになりました。」
弦楽器だけでも、魅せて
聴かせることができてきている!
そんなクラブになりつつある。
しっかり成長・進歩を感じる
ことができました。
また、明日からの練習
がんばろうね!