3月のことですが、それまで書く気持ちに
ならなかったのですが、今だから書きたい
と思います。
実は、3月に山女オケにとって、本当に
大きな出来事がありました。

ずっと頑張ってくれていたHさんが、
ご家庭の転勤で、転校することに
なったのです。
Hさんは、本当に悩みました。
せっかくまかされた部長職を最後まで
やり遂げないまま離れてしまうこと。
何より、5年間ずっとやり続けた山女オケと
その仲間たちと離れなければならないこと。
教えを実践してくれたのが、当時
副部長のKさん。
Kさんは、副部長から部長へ昇格
することを顧問から言われたときに
こう言いました。
「12期のリーダーはHさんです。
それは、離れていても一緒です。
でも、途中で離れなければならない
口惜しさは1番よくわかっています。
私でよければ、後を継ぎます。」
「Kさんになら、まかせられる。
離れていても、私はずっと一緒に戦います。
向こうでも練習します。
みんなが許してくれるなら、最後まで
山女オケの人間でいたいです。」
Hさんは、定期演奏会の日に
広島に戻ってきます。
山女オケの一員として、みんなと
音楽をするために・・・。

山陽女学園中高管弦楽部
第5回 定期演奏会では、
こんなすばらしい一期一会の関係で、
仲間を想う心のこもった音楽を
お届けします。
ぜひ、部員たちのがんばりを
応援するために
さくらぴあに、ご来場ください!