4日の土曜日。
今日は、広島大学附属中高管弦楽班の
みなさんと合同練習をする日です。
広大附属中高におじゃまして、
合同練習をするのは、今年で4回目。
広大附属中高管弦楽班は、長い伝統に
培われたすばらしいサウンドをもっている、
全国有数の学生オーケストラです。
顧問の原先生のご好意で、数年前から合同
練習をさせていただいています。
全国大会で、ともに広島代表として出場する仲で、
昨年12月にも東京で交流会をしている両校です。
午前中に学校を出て、12時から合同練習スタート。
お互い簡単に挨拶をして、
早速パートに分かれて
パート練習開始。
山女・広大、それぞれのパートリーダーが、
話し合って練習メニューを決め、お互いに
練習方法を出し合い、練習していました。
こういう姿って、いいですね。
最初はバラバラだったものが、お互いに
出し合ってそろっていきます。
年々、パート練習での両校の関係がうまく
かみあってきていると思います。
そして、今年は、私のわかがままで新たなことを
1つ増やしていただきました。
それは、合同合奏に加えて、お互いに今練習
している曲を聴きあってみようという試みです。
今までは、合同合奏のみでしたが、実際に広大さんの
演奏を間近に見て、何が山女には不足しているのか、
何が自分達と違うのか、どおうしてあんな甘いサウンドが
できるのかを、自分達で観察して得てほしかったからです。
原先生からも、山女さんのいいところを盗ませてほしいと
この提案に賛成をしてもらいました。
山女は、今やっているドヴォルザークの
交響曲第8番を。
広大も、今、練習中のシベリウスの
交響曲第1番を。
それぞれ演奏しあいました。
これはよかった。なぜ、ああいったサウンドになるのかが
少しヒントがわかった気がします。
また、自分達のクラブに戻った時に、
いろいろと取り入れてみようと思います。
部員達も、すごい・・・といいながえらも、
見逃すまい・・・と必死に演奏を見て
いました。
両校の発表がおわり、いよいよ合同合奏練習です。
1時間半のパート練習のあと、合奏場に
集まって合奏開始!
練習曲は、「ジブリ・メドレー」
2年連続この曲です。
原先生と相談して、昨年と逆に、前半指揮を
原先生、後半指揮を顧問でやることになりました。
1時間の120人という大編成のオーケストラです。
2人とも、「自分達らしい指導をしましょう。」
という約束で、指導にはいりましたが、
最初は山女と広大、それぞれの音がして
いましたが、みるみるうちに・・・
1つの全く別物のサウンドに変わって
いきました。
本当に、中高生の力って、すごいですね。
そして、オーケストラってすごいと思いました。
この年代に、オーケストラを体験する意味って
ものすごい成功体験になると思いました。
最後の通しでは、もう完全に山女・広大
合同バンド独自の音楽・世界になって
いました。
120名での大合奏!
山女の部員達にとって、こんなにすば
らしい空間はないでしょう。
この体験は、これからの活動に、本当にかけがえの
ないものになると思います。
オーケストラ活動を、中高生のときにできるという
この体験は、絶対他ではなしえないものだと確信
します。
その後は、交流会。
両校の交流会係が協力して、
アタック25クイズが始まりました。
去年よりも、両校の関係が近づいて
いると思いました。
クイズを答えるときも、両校の生徒が
協力し、話し合い、笑いあい・・・。
音楽で作られた関係って、本当に
すごい。みんなで音楽を作った仲間、
一瞬で包まれたようでした。
本当に、ほほえましい風景でした!
交流会係の、高1、Yさん、高1 Yさん。
準備・司会と、忙しい中ありがとう。
お疲れさま!
してくれている人がいます。
今回の成功は、まさしく両校の交流会係の
おかげです。この交流は自分にとっても
いいものになるはずですよ。
最後に、両校の部長・班長の挨拶!
お互い、定期演奏会にむけて成長
していこう!と誓い合いました。
終わって帰るときも、お互いに別れを
おしみ、携帯番号を教えあう姿や、
写真をとりあう姿が見られました。
かけがえのない時間を過ごす事ができて、
顧問も部員も幸せでした。
今日の経験を活かし、定期演奏会や
全国大会に向けて、さらに全員一丸で
前進していってくれるでしょう。
新入部員獲得にも力が入ります!
みんな管弦楽部に入部してください!
広大附属中高管弦楽班のみなさん、
ありがとうございました。
来年も、またやりましょう!