年が明けても、山女オケは
止まりません。
(止まれません・・・。笑)
交響曲第8番の第1楽章に着手しました。
しかし、本当にこの8番は難しい。譜面は
難しくない、というより余計なものが全く
ない。
だから、本当にすべての楽器がそのとおりに
演奏しないとおかしなものになってしまう。
こわい曲です・・・。
こわいといえば・・・山陽女学園にしのびよる
こわいもの・・・それはインフルエンザ!
中2は学級閉鎖。クラブ員の中にも発症者が。
これは、オーケストラにとっては脅威です。
予防・手洗い・うがいを励行するしかありませんね・・・。
そんな中・・・。
全国高校オーケストラ連盟から、
年末の全国大会、フェスタ指
講師の先生方からの講評が
届きました。
自分達の演奏が、プロや音大教授に
どのように感じられたのか?
自分達の考え方・表現が届いたのか?
何を直せばさらに前進できるのか?
いつも参考にさせてもらう、生徒達からもらう
メッセージカードとともに、大切なツールです。
7名の指導講師の先生からの審査用紙を
いただきました。
どの先生方も、各楽器の奏者・作曲家、
音楽大学の教授や、読売交響楽団の
奏者など、著名な先生方ばかり。
◇演奏の設計図がしっかりしていて、
アナリーゼも秀逸。
◇このオケのいいところは情熱性・音楽性。
体全体から「音楽が好き」というパッションが
出ている。全員一致の演奏!
◇弾むような生き生きとしたダイナミクスさが、
ドラマティックでとても楽しめました。
若さがあふれており、情熱的!
◇曲のテンポ設定や構成力も
しっかりと組み立てられていて、
人数以上の力強さと深さが出されている!
など、自分達の目指すところを評価して
くださっていました。
でも、なによりもうれしかった文章がこれです。
「2曲とも熱演で、演奏も、指揮も、表情も
含めて一体化して、生命力があふれる
すばらしい演奏で感動しました。
これだけ、1人ひとりの主体性を出せる
(引き出せる)団体は、日本の中でも
ほとんどないでしょう。
このオケの雰囲気を大切にして、さらに
素晴らしいオケを目指してください。」
そう、山女オケのウリであり、
目指すものは////
人数ではなく、1人ひとりの意志力を
高めて、音楽に込める中から、
感動を得る。
山女オケの最も大切にしている
部分を気づいていただき、
それを評価してもらえたことに
対し、感謝します。
もちろん、管楽器の音程や弦楽器の短所など
指摘をいただいた部分は、さっそくインペクと
コンミスに伝え、直すための練習方法を考えて
実施するように指示しました。
この体験をもう一度全員で見直して、
交響曲全楽章演奏というイバラの道を
進めるように、より一層がんばっていき
たいと思います。