定期演奏会が終わって3日間が経ちました。
学校では、いろいろな先生から称賛や支援の
お言葉をいただきました。
当日には、アンケートも多数お寄せくださったほか、
募金額も10万円を超えるお金を寄付していただきました。
募金は、すべて楽器整備費や購入費に
回して、部員達に還元していきたい
と思います。
みなさまのご厚志に対し、心から
感謝いたします。
また、みなさんから、定期演奏会を聴いての
アンケートをいただきました。
参考になるご意見から、心温まるご意見まで、
ほんとにうれしく全部を読ませていただきました。
部員たちにも、これから全部を読ませて、
勉強させ///
感謝の気持ちを持たせたいと思っています。
ありがとうございました。
これで、また新体制となります。
作ってきたと思ったら、また作り直し・・・。
毎年のことですが、気が遠くなります。
でも、毎年違う空気のクラブになるのが
不思議ですね。
今年度の新体制、新幹部は今週末に発表
します。しかし、まだ決まっていません。
1年間、この人たちにかけるわけ
ですから、私としては本当に考えます。
高3の意見は出ましたが、あとは顧問が
どの人に、どんなことをやってもらい、
どんな成長をとげてもらいたいかを考え、
決断するのみです。
いい意味でも悪い意味でも、
幹部の色に、クラブは染まっていくわけですから・・・。
ところで、定期演奏会が終わってから…
こんな話がありました。
まず1つ。
小学校の先生方の研修で、管弦楽部の見学に
来てくださることになりました。
バトン部・マーチングバンド部をふくめ、管弦楽部も
全国大会に出場しているクラブです。
全国大会まで、部員達を引っ張って
いける指導法はどういったものが
あるのか?
それを日ごろの教育の参考にしたいとの
ご依頼で、管弦楽部の練習の様子を
視察に来られるのです。
いつの間にか、こういうクラブに見られていることに、ありがたい
気持ちと同時に、どうしてもランクを落とすことのできない責任が
出てきます。
もう1つは、演奏の依頼。
定期演奏会を見られて、ぜひうちでも演奏してもらいたいという
演奏依頼が舞い込んできました。
アミューズメントセンターや飲食店、
はたまた中学校での出張演奏。
定期演奏会に対する部員達の必死な
気持ちが聴いてくださった方を動かした
結果です。
最後に、7月20日の中等部OSの中で行う
管弦楽部のクラブ体験。
定演のパンフレットの中にチラシを
はさんでおいたところ、この3日間で急増。
演奏会を見た小学生たちが
「自分たちもやってみたい」と
出してくださったに違いありません。
実は、この20日のOSでは顧問も小学生の
保護者のみなさんの前で、管弦楽部がここまでに
なるまでの教育内容について話さねばなりません。
大役です・・・。
これらだけでも、演奏会は大成功だったといえるでしょう。
感動を生むのは、曲の内容はもちろんですが、必死に
1つのことに賭ける目や意識なのです。
とはいえ・・・
演奏上の課題も見つかりました。
管楽器と弦楽器のバランスは、格段によく
なりました。
弦楽器のレベルも少しずつですが、
上がってきています。
しかし、やはり音程やザッツなど、耳が使えていない。
難しくなると、100%演奏だけになってしまい、荒く
なってしまう。
来年は、少し落ち着いた曲を選択して確実に
耳を使って、丁寧な演奏を目指してみます。
そのために、弦楽・管楽・打楽の3つの
セクションにわけて、アンサンブルに
取り組んでいくことにしました。
次のステージにいくときだと
感じました。
もちろん、熱い演奏は自分たちのウリですから
なくすわけではありません。
でも、もっと周りを聞いて、音程や和音に
喜びを感じれる冷静さも加味されたら・・・。
そういう深みが入ったら、より山女オケのウリが
増えると思うのです。
どこまでできるかわかりませんが、次の幹部となる
高2の人たちを中心に、さらに上を目指せる人材を
作っていきたい。
個人個人がもっと自分を上を目指して
ライバルをつくって、切磋琢磨してほしい。
そういう集団をもう一度作り直したいと
思います。
とはいえ、現幹部をふくめ、高3は7月12日(土)の
高等部オープンスクールには、補助として一緒に
演奏してもらいます。
この2週間は、先輩の姿や言葉から
いろいろなことが得られる最後の時間。
宝の時間です。
高3はしっかりと伝え、下級生は、しっかり
技術・精神を盗んでほしいです!