第4回 定期演奏会にむけて、交響曲第5番の
練習を再開しました。
3・4月は演奏行事が多く、ポップスにシフトして
いたため、クラシックはしばらく手を付けずに
いました。
定演まで、あと1か月になろうとしていますが、
まだ精神的に厳しくなっていません。
自分達の行動や演奏に、もっと厳しくならないと、
音楽は上がってこないでしょう。
どこまで精神的に成長できるか、顧問だのみでは
なく自分達自身で言い合って、走ってほしいと
思います。
定演では、スッペ作曲の序曲「詩人と農夫」という
曲を、OGとの合同で演奏する計画をしています。
この曲は、原曲ではなく、スクールバンドの
ために編曲したもの。
山女オケがオーケストラ編成で
はじめて挑戦したクラシックであり、
はじめて全国に行ったときの曲です。
今年引退する、当時中1だった部員たちから、
「引退するときにどうしてもこの曲を集大成で
やりたい。」
「この当時のOGは定演がなかった。恩返しとして
招待して一緒に舞台に上りたい」
という意見が出て、顧問も決断しました。
たしかに、この当時のOGたちは定期演奏会がなく、
引退のときも、きちんと送ってあげていません。
心残りもずっとありました。これ以前のOGたちは
いまのように合奏室もなかったし、楽器もなかった。
その中でも続けてくれたからこそ、今の管弦楽部は
存在する。そのお礼がしたい・・・。
その気持ちは、部員と同じですから・・・。
こういった伝統や先輩を大切にする心を持った
クラブに成長してくれていること、うれしく思います。
OGのみなさん。「詩人と農夫」を一緒に演奏しようと
思う人は連絡ください。譜面を送りますから・・・。