幼稚園の発表会と並行して、
「けんみん文化祭ひろしま」の審査のための
録音作業を行っていました。
本当は、前日に録音しようとがんばっていた
のですが、思うような演奏ができずに、
幼稚園の演奏のあと、午後に再度練習後、
録音をしました。
この大会には、思い入れがあります。
6年前、
そう、
やっと弦楽器と管楽器を一緒に
して、曲に取り組もうとしていた
ぐらいのときです。
生徒のために発表の場を
与えたいと思って、録音し、
(このときの精一杯の演奏をして)、
応募したところ、電話があり・・・
「今回は、残念ながら・・・」となって
しまいました。
そして、さらにがんばった3年前、
再度応募したところ、審査合格。
一度は、優秀賞もいただきました。
そう。
すなわち、
この大会に出れなかったくやしさが、
今の管弦楽部をつくってくれたとも
言えるのです。
私は、できるだけ部員にさまざまな体験を
させてやりたい、
そのための音楽活動というスタンスです。
そのためには、やはりうまくなければいけない。
応援してもらえるクラブでないといけない。
音楽のプロでなく、音楽を通して主張できる
自分を養える部員を創っていきたい!
これは、クラブを作って10年間、ずっと持ちつづけている
こと。だからベストを尽くした音楽をしたい。
たかが録音。されど録音。
1回1回を大切に。
先輩達がこのくやしさがあっても
管弦楽部を育ててきてくれたおかげなんだということを
伝えることが、
私や現役生の1番大切なことであると
思います。
部員達に、この気持ちが伝わっているだろうか?
たまに、不安にもなりますが、信念を持って、
音楽づくりをしていこうと思います。