2014年11月23日日曜日

カフェスポットtoyさんでのLive!

11月22日(土)


午前中は全員集合して、
新曲の練習。


全国大会まで、あと1か月。








発表曲である「交響曲第8番」も、まだ満足にできている
わけではありませんが、新しいチャレンジをしていく中で、
きっとその曲だけを練習している以上の成果が出るはずです。






午後からは、弦楽器セクションの
12人で編成した
「山陽女子12楽坊(笑)」で練習。

バイオリン6人
ヴィオラ2人
チェロ 2人
コントラバス 2人  の12人。








演奏する場所は、井口のショッピングセンターの
フジの中にある「カフェスポットtoy」さん。






toyさんとの関係は、今年の山女オケの定期演奏会の
パンフレットに、広告を出してくださったお礼に、演奏を
させていただくことになりました。






いつもは、オーケストラ編成で演奏行事に出演する
ことが多い管弦楽部ですが・・・
演奏場所の関係で、10~12人しか演奏することが
できません。




それなら・・・ということで、弦楽器アンサンブルでの
演奏で出演しようということで、12人を編成しました。







3・4年前でしたら、管楽器の
フォローを入れないと難しかった
弦セクションも・・・・


今ではパワーアップしており、今なら
チャレンジできると考えたのです。







演奏したのは。。。



パイレーツ・オブ・カリビアンなどのポップスのほか、
モーツァルト作曲のティベルティメントK136や
モーツァルトの交響曲第25番第1楽章
など本格的なクラシックのナンバーも取り入れました。






本番の17:20には、20人ほどの
お客様がいらっしゃいました。


一般の方をはじめ、保護者の方、
山女オケのあとに演奏される
groovyの方など・・・。







狭い中でしたが、いつものようなコンサートホールでもなく、
公民館のような部屋でもなく、おしゃれでレトロな雰囲気が
ライブ会場のようで、非常に不思議な感じでした。





部員達は、その雰囲気にとまどいながらも、楽しみながら
演奏しました。こんな近くに、聴いてくださる方がおられる
のも、なかなかありません。




私のナレーションも入れながら、30分間の演奏は
アッという間に終りました。
お客様も一生懸命聞いていただき、最後には
歓声も上げていただくほど盛り上がりました。




はじめてのことで、まだまだ満足した
演奏は難しかったですが、私は
部員達はよくやってくれたと思います。


オーケストラ編成の曲もやりながら、
よくここまで持ってきてくれたと思います。









事実、最後に店主の方や聴いて
くださった方から

「感動して、胸がふるえました。
本当に聴けてうれしい。
また、ぜひ聴かせてくださいね~。」

と、お褒めの言葉もいただけました。






これが新しい発表方法であり、新しい道で
あり、山女オケの新しい1歩であることを
胸に、さらに進歩していってほしいと思います。






2014年11月21日金曜日

部員が誕生日を祝ってくれました!



今日、部員たちが誕生日を祝って
くれました。


というのも、毎年部員たちは少ない
時間の中で、いろいろ趣向をこらして
祝ってくれるのです。









でも、今年は、誕生日が月曜日なので、クラブも
なかったので、ないだろうな~と思っていました。





普通どおりに、合奏室に行き、合奏しようと
入っていって、新曲を練習しようと指揮棒を
振り下ろすと・・・・



「たったら~た~た~た~」



弦楽器が誕生日の曲を弾き始めたのです。
管楽器の人達はそれに合わせて歌いはじ
めました・・・。



指揮者が振り下ろした途端に、誕生日の
歌を弾く・・・


よくプロのオーケストラで見られる風景です。





今まで歌ってお祝いしてもらっていましたが、
指揮棒ふって誕生日の歌で止められる・・・
くやしいやら、恥ずかしいやら・・・(笑)



すごいおしゃれな気分にさせてもらいました。


もう、祝ってもらうような年齢ではないんです
けどね・・・。(涙)






それと・・・

毎年、部員たちがお金を出し合ってプレゼントを
贈ってくれます。


ちなみに昨年は、マッサージクッション




今年は、これ!
   ↓


イルミネーション アロマディフューザー!


7色に光り、アロマが出てくる優れもの。


ゆっくりとした気分ですごしてほしいと
いうことでしょうか?








あとは、これ。




手作りのかわいいみんなの一言が
つまった写真アルバム


全員の一言や、写真、ここまでの軌跡など、
女子らしく、かわいくつくってくれました。


合奏中は見れませんでした。こういうのに
弱いんですね。最近・・・。








中には、体のことを気遣ってくれる言葉や、
いつものお礼、指揮へのお褒めの言葉・・・




ありがたや、ありがたや・・・。
宝物にします。










息遣いや表情、ちょっとしたしぐさで分かり合える。

そういった感覚を研ぎ澄まして、音楽をやろう。

そうすれば、まわりがちゃんと見えてくる。





そして今日はまたも新曲の初見大会を
しました。

今週末には、弦楽器アンサンブルだけ
での本番。



いろいろな経験の中で、発見して身に
着けることで、全国大会の曲作りにも
必ず役に立つ。











ライバルであり、かけがえのない音楽をつくる仲間。


みんなで一緒に
さらに見たことのない美しい
舞台の風景を、みんなで見たい。


そういうクラブの仲間であってほしい。








そのためには、いつも怒ってばかりの
顧問ですが、さらにみんなの魅力を
伸ばすために、努力したい。


再度、思う日になりました。







みんな、ありがとう。

ともにがんばりましょう!





2014年11月20日木曜日

初の試み!これを1つの道に!


今週土曜日、管弦楽部は新しい活動の道
また1つ作ることにチャレンジします。






今週土曜日22日に、井口台のフジに

あるカフェ、

「カフェスペースtoy」で演奏をします。



ただし、その形態はいつもの全員の
オーケストラ編成ではなく、弦楽器の
メンバーから12人を選出して、
弦楽器アンサンブルとして出演します。











管弦楽部が、まだ出来立てで「オーケストラ部」
を名のっていたころは、弦楽器と管楽器が
別々に演奏していました。



ですが、これはとてもオーケストラ編成で
活動できない、技術の不足があったから
です。





でも、今回は違います。


演奏場所が狭いことも理由の1つですが、
弦楽器の、しかも12人だけで、お客様を
満足させられる演奏ができるかどうか
なのです。





これができれば、これからの山女オケの発表の形が
1つ増えることになり、新しい道が増えることになります。








また、弦だけでなく、管楽器・打楽器
などのアンサンブルもやっていくことで、
個人・セクションのレベルが上がり、
さらにオケ編成でやるときに、
また違ったサウンドに向上するはず。








これらの考えに、高2達も賛同してくれました。

「自分達の代で、新しいページをつくる。」

その考えを持ってくれたことを、うれしく思います。






でも、ウィーンフィルの10名での
あの素晴らしい演奏を聴き、
少人数でも、あんなにすごい音楽が
できるということを体感したことも、
大きい考えの変化につながったと
思います。









ぜひ、お時間ある方はお越しください。






カフェスペースtoy (井口台フジ2F)


17:20~17:50 山女オケ12人楽坊

18:00~18:30 Groovy

2014年11月17日月曜日

けんみん文化祭ひろしま’14 ミュージックフェスティバルにて優秀賞!

11月6日(日)



府中市にある府中市文化センターにて

「けんみん文化祭ひろしま‘14 
ミュージックフェスティバル洋楽部門」

が開催されました。













朝の7時に学校集合。

早かったですが、保護者のみなさんの
ご協力もあり、だれも遅れることなく
集合し、バスで府中市へ出発!












演奏したのは、各地域から選ばれた8団体。


ハンドベル・ジャズ・オーケストラ・室内楽・・・


さまざまなジャンルの音楽があり、セミプロから
アマチュア・学生・児童・・・という幅広い年齢層が
一同にそろった大会です。






山女オケが演奏したのは、

コッペリアより ワルツ・マズルカ
オーメンス・オブ・ラブ

の2曲。







さまざまな様式での音楽が集まる中、山女オケの
魅力をしっかり出せた演奏になったと思います。




朝早い本番だったので、夕方に慣れている部員たちに
とってはきついものでしたが、バスでは早く起こしたり、
意識的に精神が鼓舞するように、仕掛けました。






結果として、この代になってはじめて
ノーミスでの演奏となり、演出での
笑顔もしっかり出たものになりましたし、
コッペリアでも今までになく統一感が
ありました。









顧問としても、初めて自信というか、納得がいく
演奏が、できたように感じました。






結果は2位。優秀賞でした。



1位はほとんどセミプロのような団体で、
本当にすばらしい音楽を奏でておられる
小編成の団体でした。



しかし、顧問・部員ともに、久々に笑顔になることが
できました。みんな1位でなかったことがくやしいよう
でしたが、私は本当に納得でした。




檀上で、部長のHさんが賞状を

受け取っている顔を見て、何か
残せてあげれてよかったと思いました。


がんばれば結果が出る。

部員に分かってほしいことでした。






ウィーンフィルとの協演の成果により、
明らかに部員の意識は変わりました。





誰のために音楽をするのか。
自分のためはもちろん、聴いてくださる方に
伝わる演奏をする。





閉会式で、審査委員長のエリザベト音大の
O先生からも、

「昨年度より確かにレベルアップしている。
ついにここまできたんだなあと感じました。」

私たちのために、特別に講評や感想を
述べていただきました。






十分すぎるメッセージだったと思います。






帰りのバスの中の2時間。


部長のHさんと、副部長のKさんと
顧問とで、ずっとしゃべっていました。


何が今不足して、何がいいところなのか。
成長したそして成長しようとしている姿を
感じることができました。









自分達がいた証を作る。
自分達の代でゆるめない。
後輩たちのために、なにができるかを
考えたい。


そんな気持ちがあふれていました・・・。







確実に階段を上っています。

全国大会に向けてさらに
充実した曲作りをしていこうと
思います。

幹部たちを中心に、自分達らしい
クラブをサウンドを作ってほしいですね。

2014年11月16日日曜日

速報!けんみん文化祭14にて優秀団体賞を受賞!

11月16日(日)


本日、府中市文化センターで行われた
「けんみん文化祭ひろしま14 洋楽部門」。



洋楽部門の第2位。優秀団体に選ばれました。


昨年に続いて、2年連続


これで、けんみん文化祭では、最優秀賞1回、
優秀賞3回ということになります。



後日、レポートをお楽しみに!



2014年11月15日土曜日

広島県高校総合文化祭に出演!

11月8日(土)

広島市文化交流会館で行われた
「広島県高校総合文化祭」。


校外に出て、しっかりとしたコンサートホールで
演奏するのは、この代になってはじめてのこと。



ウィーンフィルとの協演で得たことをしっかり
出せるかが、キーポイントでした。






吹奏楽の中に、管弦楽が入るこの大会。


吹奏楽とは違う魅力が、管弦楽には
あることを、しっかり伝えられるのか。







実は、3年前にもこの会館で演奏したことが
ありますが、それよりもずっといい響きだと
思いました。












毎年やっているのでなかなか進歩を感じる
のは難しいですが、確かな進歩を感じる
ことができました。










やはり、この代は伸びている。
やってきたことは間違っていない。
そう、確信することができました。






明日、16日にはけんみん文化祭があります。
いい演奏をして、聴いてくださっている方に、

音楽っていいな!


ウィーンフィルの人達に教えてもらったことを
伝えられるようがんばってきます。




2014年11月10日月曜日

文化祭&ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの模様がTVに放映!


11月2日(日) 本校文化祭(非公開日)

11月3日(祝) 本校文化祭(公開日)



3日の文化祭公開日には、1100人のお客様が
山陽女学園に訪れてくださいました。




13:30 管弦楽部の演奏開始に合わせて、
たくさんのお客様が集まってくださいました。



カフェステージのまわりには、
人・人・人・・・。


長らくやっていますが、ここまで多く
聴きにきてくださったのはないのでは・・・と
思うくらいでした。





11月7日

ふれあいチャンネルさんが、ウィーン・ヴィルトゥオーゼンとの
協演の模様を放映してくださいました。



いきいきと一心に、ウィーンフィルのメンバーを
見る部員達を、本当にうまく表してくださいました。




ウィーン・ヴィルトゥオーゼンのメンバーが、
私たちのために演奏してくれた、ヨハン・
シュトラウスの、「ハンガリー万歳」!


感激のあまり、涙している部員達を
見て、やはりこういう機会は大切だと
思いました。




そうそう!部員達の希望をかなえることにしました。



この「ハンガリー万歳」の全員バージョンの譜面を
購入しました!




この感激した曲を、今年の象徴曲として演奏してみたい。
そういう声を聞いて、「これはいい」と思って購入しました。




非常に難しい曲ですが、この曲を
やっている間は、きっとこのことを
忘れないでしょう!


学んだことをずっと忘れず、
仲間を大切に、会話を大切に、
音楽を好きになってくれるでしょう。








長い歴史の中でも、ずっと言い
続けていた横の関係。

8日・16日・22日と続く演奏行事。

その、それぞれにベストを尽くし、
階段を上っていってほしい。
大切なことを、絶対忘れずに・・・!




2014年11月7日金曜日

夢の時間 ~ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの皆さんとの協演~「特集版2」


ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの皆さんとの協演から
5日間が経ちました。





あの感激は、いまだ部員達にも顧問にも
残っています。


みなさんからも、励ましの言葉や感動した
という言葉が、学校や顧問に寄せられて
います。






文化祭も11月3日に行われましたが、
13:30~14:10の管弦楽部の発表
時間のときには、校舎中満員のお客様に
なりました。





ウィーンフィルの団員の皆さんの前で
発表したコッペリアは、観客のみなさん
からも好評。


やはり、なにか違うエッセンスがあるようで、
また部員も認められた自信があるようで・・・。







文化祭が終わっても止まるわけにいきません。






8日に、広島市文化交流会館にて
行われる広島県高校総合文化祭の
演奏練習のため、講堂練習を
2日間続けて行いました。



まだまだ甘いところがありますが、ウィーンフィルから
教えられた言葉を、なんとか形にしようとしています。






「1つの大きなチームだという意識」

「音楽の喜びを表情や身体全体で表して
表現する」


基本はもちろんですが、山女オケの1番の
特徴を再認識させてもらいました。





大切に、音楽を奏でられるチームにしていきたいと
思います。







1日の模様を、西広島タイムスさんが
掲載してくださいました。



部長のHさんの言葉もあります。












また、7日にはふれあいチャンネルで,
この日の模様を放映してくださいます。


18:15~
20:00~
21:15~


ぜひ、ごらんください。








今週末も行事です!


8日(土) 広島県高校総合文化祭

   17:45~  広島市文化交流会館


16日(日) けんみん文化祭ひろしま

  
  10:30~   府中市文化センター





   
  

2014年11月3日月曜日

夢の時間 ~ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの皆さんとの協演~「特集版」

ついにこの日がやってきました。


ウィーン・ヴィルトゥオーゼンのみなさんと
同じ舞台にのって、直接指導を受ける
機会に恵まれました。



山女オケをモデルバンドに選んでくださった
ことに感謝です。




ウィーン・ヴィルトゥオーゼン メンバー


【ヴァイオリン】
 クリストフ・コンツ(ウィーンフィル・リーダーヴァイオリニスト)
 トーマス・キューブルベック(ウィーン国立歌劇場管弦楽団)
【ヴィオラ】
 エルマー・ランダラー(ウィーンフィル)
【チェロ】
 フランツ・バルトロメイ(ウィーンフィル首席・ソロチェリスト)
【コントラバス】
 ヨーゼフ・ニーダーハマー(ウィーン国立音楽大学教授)
【フルート】
 ワルター・アウアー(ウィーンフィル首席)
【オーボエ】
 クレメンス・ホラーク(ウィーンフィル首席)
【クラリネット】
 エルンスト・オッテンザマー(ウィーンフィル首席)
【ファゴット】
 シュテパン・トゥルノフスキー(ウィーンフィル首席)
【ホルン】
 ヴォルフガンク・ヴラダー(ウィーンフィル)



11月1日(土)

朝から、さくらぴあに集合。
はやる気持ちをおさえながら舞台をセッティング。





午前中は、大ホールが使い放題。


モデルバンドとして、課題曲である
「コッペリア」の合わせを行いました。









昼食時間になると、メンバーの音が控室から
聞こえてきました。控室のドアを通しながらですが、
すでに鳥肌ものの音が・・・。





ついに、その瞬間が12:30から・・・。



大ホールで弦楽器セクション
リハーサル室で管楽器セクション




パートリーダー達は、英語でコミュニケーションを
取ったり、質問をしようとして、英語教員H先生に
聴いてもらったり、ソワソワ・・・。




みんな緊張した顔の中、TVの中でしか見たことのない
楽器の名手たちが、目の前に・・・。








大ホールで行われた弦クリニックでは、
コンサートマスターのコンツさんが自ら
指揮棒を手にして、マズルカを指導。















フランスの曲の優雅さと、マズルカ独特の
リズム感、そのときの右手の使い方、
脱力感などを身振り手振りで指導。










舞台の下からは、チェロのバルトロメイ
さんが、中3のFさんに、やさしく声を
かけて、重みをもった右手の動かし方を
指導。

コントラバスのニーダーハマーさんも、
1拍目の重みを強調するように、楽器に
触れながら指導。





本当に、夢のような空間でした。






リハーサル室で行われた管クリニックでは、
管楽器の神様たちが、メンバーと向かい合って
着席。部員たちの英語の掛け声で始まりました。



クラリネットのオッテンザマーさんは、この
グループのリーダー。同じクラリネット吹きの
私としては、神様のような存在。





そして、13:15~は、オールメンバーで
合奏体系でのクリニック。


これは、公開クリニックで一般の方々も
大ホールに入ってこられたのですが、
この数の非常に多かったこと・・・。




それほどこのメンバーが特別な存在であるということ、
少しでも近くで見たい存在であるということ、
どんな発言をするのか注目される存在であるということですね。







まずは、セクションのクリニックの成果を
見せるために、マズルカを通しました。


ウィーンのメンバーは客席で真剣な
表情で私たちの演奏を聴いてくれて
いました。







演奏し終わると、ウィーンのメンバーから
思いもしない賛辞が。






「すばらしい。いうことなし。」

「弦楽器&管楽器があわさってさらによくなった。」

「トロンボーン&パーカッションはシャープでクリアで
音楽を引き締めている。」




うれしかったけど、これで終わらせるわけにはいきません。
少しでも、得るものを得て帰らなければ・・・。





そこで、質問ぜめ。



コンミスのUさんからは、
「私たちが、上を向いていくには
なにが必要か?」


キャプテンのHさんからは、
「ピアノのときの、右手の動かし方が難しい。
アドバイスを。」






すると、10名の人たちから次から次へと・・・。



右手に必要な3要素や、ピアノだからといって消極的は
いけない。逆にたくさん使うんだ!など、情熱的に語って
くれました。




その中でも、チェロのバルトロメイさんは、
こうもおっしゃっていました。




「もちろん技術的には、いろいろあるかもしれない。
でも、それよりもたいせつなことがあるよ。


とてもよく弾けているし、情熱的なオケだ。
指揮者の全体構成もよくわかるし、それに
よくついていっている!。


でも、もっとみんなの顔を見よう。となりにいる
友達を信頼して、パートナーとして見あって
演奏しよう。


そして、もっと顔や体で表現したいことを出して、
ほとばしらせよう。すると、もっともっと魅力的な
音楽ができる。大切な仲間とのアンサンブルを
口角を上げて、楽しもう!」





部員たちの目は輝いていました。

はじめて、見るくらいに・・・。


一言も聞き漏らすまい・・・という
必死に英語をわかろうとする目。






私は、本当にこの目を見て幸せでした。






そして、ファゴット奏者のトゥルノフスキーさんが
おもむろに座席から舞台上に上がってこられて、
私に歩み寄ってこられました。




そして、わかりやすい英語で私に。



「あなたの指揮は本当にすばらしいし、適格な指示だ。
でも、私が思うに、この曲はもう少しゆっくりと3拍子を
大切に守り、1拍目をもっと決めるとより一層輝くはずだ。


もう一度、テーマの3拍子をやってみてくれないか?」







そして、テーマの部分を1拍目を
言われるように重心を持って、
おもためにふり、全員を長めに
演奏させるとさらに重心がかかった
演奏に変化しました。












トゥルノフスキーさんが、満足そうに
他のメンバーに
「どうだい?」と聞くと、
他のメンバーも「ビューティフル」。








握手をして、舞台上から降りられました。
私にとっても、夢のような時間でした。





そして・・・

約束の時間が過ぎようとした頃、メンバーたちが
舞台下から楽屋に全員が移動を始めました。



そう。



なんと、

「こんな演奏を聞かせてくれたのだから、
私たちもプレゼントしよう」


ということで、同じ舞台にメンバー全員が上がり、
山女オケのメンバーのためだけに、
1曲演奏してくれることになったのです。







お客様に背を向けて、
ただ山女オケのためだけに
1メートルの至近距離で
演奏してくれたのです。









メンバーの顔は高揚していました。


みんな、われ先にお目当ての自分の楽器の
奏者の前に陣取りました。





演奏してくれたのは「ハンガリー万歳」。


3分ほどの演奏でしたが、みんな一瞬も
まばたきすることもなく、くいいるように
見つめていました。








天国のような音に、ほとんどの人が
泣いていました。


そう。なぜだかわからないけど涙が出る。

そんな気持ちだったのでしょう。








同じ楽器でも、あんなすてきな
音が出る。


しかも、同じ舞台にいてすぐ近くで
私たちのためだけに演奏して
くれている。








ウィーンのメンバーも、山女オケのメンバーたちに
だけ聞かせようと演奏してくれている。


これが、なんともいえない感動に包まれたのでしょう。






すべてが終わり、部員たちは
サインをもらったり、写真を
撮ったりしましたが、名残惜しいですが、
メンバーはリハーサルが待っています。


また、お土産として、廿日市市名物の
けん玉をプレゼントしました・・・。








最後に、



ウィーン・ヴィルトゥオーゼンのリーダー、
クラリネットのオッテンザマーさんと、
オーボエ奏者のホラークさんは、自ら
私のところに来て、握手をしてくれました。


「感動した。いい子たちを育てているね。
とても、初心者ばかりだとは考えられないよ。
この子たちは、きっとうまくなる。
がんばって!」










この体験を通じて、世界の音を聴けたことは
確かにすばらしいことでしたが、それよりも
よかったことは・・・










部員たちの目の輝きが変わったこと。

そして、あんな目をして音楽に向き合って
くれたこと。


音楽を聴いて涙を流して、この瞬間に感動
してくれたこと。


そして、私たち変わった気がするって感じて
くれたことです。




こんな機会を与えてくださった、廿日市市のみなさんを
はじめ、助けてくださったすべての人にお礼を申し上げ
たいと思います。




ちなみに、部長のHさんは、帰って来てから
こう言っていました。






「なんか悩んでいたことが小さいなって
思いました。みんなでやる音楽がこんなに
すてきなんだって自信がつきました。


音楽って、こんなに気持ちを変える力が
あるんですね。音楽っていいな。」










明日は文化祭の発表です。

11月3日 13:30~14:10
カフェステージです。


きっと伝わる演奏をしようと、今回の
発見で得たことをだしてくれることでしょう。