2012年11月22日木曜日

この大切さをわかって欲しい・・。


昨日、幹部たちを前に、自分の思いをぶちまけました。
部室・合奏場があまりに乱雑で、とても全国大会に
出場するクラブとしても意識が不足していると感じた
からです。


自分ひとりで掃除するつもりでしたが、高2たちが
残って、一緒に掃除をしました。


今日は、このような手紙を部員に渡しました。
月に1回ほど、私は部員に手紙を渡します。
悲しい思いと、これからの部員の成長を願って・・・。


大切なことです。絶対、忘れないで

 昨日、久々に部室を見ました。本当に悲しい思いでした。なぜか?みんなが本来の大切なことを忘れているように感じたからです。

 部室・演奏場は、私達の城です。この活動拠点がなくなったら私達は活動できません。とはいうものの、5年前まではきちんとした場所もなく、移動生活を送っていました。そのときの先輩達は、毎日練習場所を探し、毎日さまよって、練習していました。合奏場は毎週2日しか使えず、しかも共同で使っていました。それを、そのときの先輩達が一生懸命がんばってきて、それが校長先生やその他の先生にも伝わり、今の合奏場や部室を毎日使えるようになり、城ができ、そして皆さんたちのようにたくさんの人が入部してくれるクラブになったのです。

 部室を使えるのは当たり前ではなく、そういった先人たちの苦しみやがんばりが今の私達の環境になったのです。今は、これを使わせてもらっている。だから、いつでもきれいに使わねばならないし、預かっている以上きちんとした管理をしなければならないのです。これの意味がわからず、ただ単に決められているから掃除をする。そうではないのです。それならば決めなくていい。


 また、毎日整理整頓をした環境で音楽をする。履物も揃える。こういったことがなぜか?わかりますか?こういったそろえるという意識が、音楽でアインザッツをそろえる・音程をそろえる意識を育てるのです。乱雑な環境でやっていると、そういった意識もなくなる。だから最近音楽が整ってこないのはこういったことも大きく関係しているのではないですか。


 挨拶にしてもそう。しなければならないのではなく、こういった環境を整えてもらっている先生や保護者、友達に対し、いつも感謝の気持ちを表すために、大きな声で挨拶をする。


どんなことにも,みんな意味があるのです。 


 音楽をするためだけに集っているのではなく、人間として成長する。そのために音楽を使って集団活動の中から大切なものをつかんでもらう。そのために管弦楽部を作ったのです。


こういった意識で、全員の心が、「感謝」ということばでいっぱいになったとき、きっとすばらしい音楽がつくられていることでしょう。決められているからするのではなく、する意味を全員が共有して、率先して自主的に動ける人間になってください。

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